どこでもオフィスの時代　人生の質が劇的に上がるワーケーション超入門

出版社からのコメント

ワークスタイルに「旅」を取り込めば、もっと自由に生きられる。◆コロナによって在宅勤務が普及した。かつては導入に消極的だった企業も、多くが導入をすすめた。家庭と生活の両立がしやすくなった反面、新たな課題も生じている。その一つが「偶然の出会い」だ。オフィスの内外で多くの人と交流する中でうまれていた発見が生まれにくくなっているのだ。であるならば、働く場所を指定せず、自由に旅をしながら働くという選択肢に注目が集まっている。働く場所を変えることで生まれる地域や人との「出会い」を求めて、ワーケーションを導入する企業が増えている。◆地域は課題の宝庫だ。意外な人との出会いが自身の仕事に直接的な影響を与えることもあれば、自分のスキルや企業のつながりが、地域の課題に役立つこともある。場所にとらわれず働くことで、自分や企業の新たな可能性を発見できる。本書では、変わる働き方をフェーズに沿って解説、紹介。自分に合った働き方や社員の働く環境を考えられる一冊になっている。◆解説を担当するのは山口周氏。周氏は自身も葉山に住みながら、働き方と場所との関係に深い関心を持っている。２０１８年９月に初めて五島列島（中通島・若松島）を「みつめる旅」の企画で訪問。本社団法人の旅の案内人を務めている。